39歳になった。出世もした。年収は820万になった。負けず嫌いの私は上司や男性社員とバトルの日々。恋愛は、3年前に1年付き合ったのが最後。経験上、婚活をしても一瞬で男性を品定めし、自分と同等以上の人を探してきた。自分でこの人がいいと思えない状況が続き、お付き合いには発展しなかった。
そして数か月前に結婚相談所に入会はしたが、自分の条件を満たす男性は本当に少ない。条件として年収1000万から妥協して500万に下げたが、年収はクリアすれども自分自身に合った人とは全く会えず苦しんでいる。
何事にも弱音を吐かず頑張ってきた私だが、今はもうどうしていいのかわからない。
男性社会で負けじと戦ってきた30代後半女性からのこのような相談がとても多いです。受験、就職、仕事と、ずっと弱音を吐かずに頑張ってきた自信のある強い女性だからこそ、婚活で挫折を味わって心が折れてしまうんですね。これを読んでいるあなたも、同じような気持ちになっているのではないでしょうか?
ここでは、なぜあなたが付き合いたい男性と出会うことができないのか、そしてどうすれば恋に発展する出会いを引き寄せられるのかをお伝えしていきます。
婚活成功の公式を学んだことはありますか?数学の問題を公式に当てはめて解答すれば正解がもらえるように、婚活も公式に当てはめて行動することで確実に成功へと近づくことができます。
コンサルティング用語【マーケティングミックス4P】を婚活に合わせてアレンジしたものです。5つのPと、2・N・A。【Product-プロダクト(商品)】これが5つのPのうちのひとつです。ビジネス的には商品のこと。婚活公式の中ではあなた自身のことですね。第一印象は会った瞬間の2秒で決まると言われるように、商品も人も、見た目がとても重要になります。
仕事に負けん気の女性は、自分をある意味ビジネス戦士に仕立てています。それは、部下を従わせるため、同僚に負けないため、上司に認めてもらうため、クライアントから信用を得るためなどの理由から。そのために、格好はカチッとしたスーツで、ヘアスタイルも隙の無いまとまったスタイルになりがち。仕事の出来るクールさを身にまとっているんですね。
「けっこう飲みにも行くし、社交的で誰とでも話せます!」という方は多いのですが、それはビジネスウーマンのあなたであって婚活をしている素敵な女性のあなたではありません。男性は弱いから、強がるのです。強がった結果、自分より弱くて守ってあげいけないといけないと思う女性に目がいく傾向が強いのです。
つまり、企業戦士のあなたがいくら社交場へ出向いても、恋に発展する確率は上がりません。会社帰りの食事や飲みの席でも、その隙のないファッションやヘアスタイル、カツカツと音のするパンプスでは、男性目線を持ってみると決して守りたい女性には映りません。
冒頭でご紹介した女性も、「婚活をしても一瞬で男性を品定めし…」と言っていますが、仕事のできる女性は男性をすぐに査定する傾向があります。その結果、よく知りもしないで対象から外してしまうのです。
仕事の出来るあなたは瞬時で人を判断する能力に長けているため、まず一瞬で、男性から感じるセクシーさがあるかないか、能力があるかないかを見極めてしまいます。「この人駄目」「こいつはトロイ」「この人は仕事できない」「気が利かない」などと早めの判断をするでしょう。
この文章を読んでいる間にもまずあなたの意見が頭に浮かんでいませんか?どんなに凄腕の医師でも、患者の初期症状から現在の症状まで聞き漏らすことなくしっかりと耳を傾け、さらに、今現在の患者の心の痛みまでも感じる事が出来なければ誤診が増えてしまいます。
当たり前ですが、婚活は相手があってのこと。相手男性をもっとゆっくり時間をかけて知ることを身に付けなければいけません。男性の女性観を知らずしての判断は、婚活とは言いません。少し、相手の話のペースに合わせてゆっくりうなずく訓練が必要です。
恋愛中に自分の気持ちばかりを優先して相手を急かす女性は、プロポーズにたどり着くのは難しいでしょう。結婚は、歩くスピードを相手に合わせる努力をすることで手に入れられます。
そして、仕事以外で男性に会うときには必ず、ビジネス戦士ではなく、女性としての柔らかさを身にまといましょう。そうすることで、恋に発展する確率は確実にアップしますよ。
【あなたの心が1mm軽くなる婚活相談】
あなたの婚活のお悩み、質問をお寄せください。
こちらのサイト内の記事、音声、動画などで回答を配信させていただきます。
個人情報は公開されませんので、安心してお送りください。
あなたの心が今日より明日、1mmでも軽くなりますように。